日本21年GDPプラス3.7%に 年内コロナ前水準回復

日本政府は7月6日、経済財政諮問会議を開き、2021年度の国内総生産(GDO)成長率が、物価変動の影響を除いた実質で前年度比プラス3.7%になるとの見通しを明らかにした。ワクチンの接種進展に伴い、飲食や宿泊などの関連消費が回復に向かい、今年中にGDPがコロナ前の水準に回復するとの予測を示した。
内閣府によると、成長率3.7%は比較可能な1995年度以降で最も高い数値。2021年1月時点では、コロナ前の水準に回復するのは2021年度中と見込んでいた。今回はこれが前倒しになると見通した。