医療体制「もはや災害時」東京は95%がデルタ株

新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボードは8月11日、首都圏などの医療提供体制について「もはや災害時に近い」との見解を発表。これにより、今後は「多くの命が救えない危機的な状況さえ危惧される」と強い懸念を示し、盆休み期間の帰省延期やマスク着用など感染対策の徹底を国民に求めた。また、専門家は全国の新規感染者に関し「急速なスピードで増加傾向が続いている」と指摘。東京都ではデルタ株に感染した人の割合が新規感染者の95%に到達したと推計している。