大阪で軽症・中等症の病床運用率 初めて90%超える

新型コロナウイルスの感染拡大が全く収まる気配がなく、大阪で8月30日、軽症・中等症の患者用の病床の運用率が90.6%となり初めて90%を上回り、病床のひっ迫が深刻化している。
大阪府の吉村知事は臨時の患者の受け入れ施設として、1,000床単位の野戦病院のような施設をつくる構想を明らかにしているが、「自宅で亡くなる人を1人でも減らしたい」として、できるだけ早く運用を開始したい考えを示した。また、吉村氏は「感染は”第5波”で終わるとは限らない。冬を越えるまでいざというときに備えたい」とし、2022年3月ごろまで臨時の受け入れ施設を確保しておきたいとの考え方を明らかにした。