TBM 韓国SKCと生分解性LIMEXの事業化で合弁 22年上市へ

TBM(東京本社:東京都千代田区)は9月16日、韓国大手財閥のSKグループの化学素材大手SKC(本社:韓国・ソウル)と、生分解性LIMEXの開発、事業化を推進するJV「SK TBMGEOSTONE Co.,Ltd(エスケー・ティービーエムジオストーン)」を設立したと発表した。
2021年7月、TBMはSKグループ4社が共同出資したSK Japan Investment Inc(本社:東京都)と135億円の資本提携に合意。今回の合弁会社設立経過役を締結している。TBMはSKグループとのサプライチェーンの連携を通じてLIMEXの生産体制を強化し、SKグループの販路を活用しSKグループおよびその顧客ニーズにマッチしたLIMEX Pellet(ライメックスペレット)およびLIMEX Sheet(ライメックスシート)の用途開発を推進する。
TBMとSKCは、炭酸カルシウムを樹脂に高充填するTBMの材料設計技術と、SKグループの製造する生分解性プラスチック(PBAT)を組み合わせた生分解性LIMEXを開発・製造・販売するJV設立により、2022年中の上市を目指す。