東証大引け3万円台回復 中国恒大集団巡る不安後退で

東京株式市場は9月24日、日経平均株価が大幅に反発し、大引けは前営業日比609円41銭(2.06%)高の3万0248円81銭だった。終値で3万円台に乗せるのは17日以来1週間ぶり。世界的に株式相場の下押し要因となっていた、中国不動産業界2位の恒大集団の巨額の債務問題を巡る不安がいったん後退し、短期筋による株価指数先物への買い戻しが先行した。円安・ドル高の進行も輸出関連株への買い安心感を誘い、主力株はほぼ全面高となった。