「自由で開かれた秩序を」日米豪印4首脳が共同声明

菅義偉首相、バイデン米大統領、モリソン豪首相、インドのモディ首相の日米豪印4カ国(クアッド)の初の対面式による首脳会談が9月24日、米ホワイトハウスで行われた。会談後、4カ国首脳は共同声明で、中国を念頭に「我々は国際法に根差し、威圧にひるまず、自由で開かれたルールに基づく秩序を推進する」と宣言。海洋安全保障を巡っては、「東シナ海、南シナ海を含む海洋秩序への挑戦に対処する」と明記した。
このほか、人工知能(AI)や高速通信規格「5G」などの先端技術の活用、宇宙、サイバー分野で新たな会議体を設置。毎年定例開催することも合意した。