コロナ対策など3,559億円余の補正予算案提出 大阪府議会

大阪府の定例府議会は9月29日から始まり、吉村知事は本会議に、新型コロナウイルスの感染再拡大対策などを盛り込んだ一般会計の総額で3,559億円余の今年度の追加の補正予算案などを提出した。
緊急事態宣言は9月30日で解除となるが、吉村知事は「今後も想定外の感染爆発に備えることが重要で、第6波に向けてしっかりと対応していきたい」と述べた。
補正の主なものとして、医療機関がコロナ患者用に病床を空けておくことに伴う費用の補助として、1,000億円余を盛り込んでいる。また、飲食店への支援策として「Go Toイート」を、府の「ゴールドステッカー」の認証を受けている店舗に限定して再開し、食事券の購入で独自の上乗せを行うための費用、14億5,000万円余を計上している。
大阪府の定例府議会は12月17日までの日程で開かれる。