抗体カクテル療法 発症予防目的の使用を了承 厚労省

厚生労働省の専門部会は11月4日、中外製薬の新型コロナウイルス治療薬「ロナプリーブ」による「抗体カクテル療法」について、発症予防目的での使用を了承した。従来の軽症・中等症患者から対象を一部拡大する。
同省は、早ければ5日にも、緊急時に審査を簡略化できる「特例承認」に基づき正式に薬事承認し、無症状者や濃厚接触者にも投与できる国内初の予防薬となる見通し。