コロナ飲み薬160万回分確保 日本政府と米メルク合意

米製薬大手メルクは11月10日、開発中の新型コロナウイルス治療薬「モルヌピラビル」の供給について、日本政府と合意したと発表した。160万回分を約12億ドル(約1,300億円)で供給する。メルクは近く厚生労働省に承認申請する見通し。認められれば軽症・中等症の患者向け飲み薬としては日本で初めてとなる。自宅で治療しやすくなり、医療ひっ迫の抑制、緩和につながるとみられる。
厚生労働省によると、今年度内に計60万人分、来年度に100万人分を確保するとしている。