京都・南座の顔見世興行前に「まねき上げ」年末恒例

京都の南座(所在地:京都市東山区)で行われる年末恒例の顔見世興行を前に11月25日、舞台に立つ歌舞伎俳優の名前を書いた看板を掲げる、伝統の「まねき上げ」が行われた。
まねきあげは独特の書体「勘亭流」で、出演する歌舞伎俳優の名前が書かれた「まねき」と呼ばれる」板を、劇場の正面に飾る伝統行事。夜のうちに設置された板を合わせて54枚のまねきが掲げられ、劇場の関係者が塩をまいて興行の成功と無事を祈願した。南座の顔見世興行は12月2日から23日まで行われる。