ヤクルト 延長戦制し20年ぶり6度目の日本一 川端が殊勲打

東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズによるプロ野球日本シリーズは、対戦成績4勝2敗でヤクルトが勝ち、20年ぶり6度目の日本一となった。近年まれにみる接線続きの今シリーズを、高津監督の”神采配”がヤクルトを頂点に導いた。
ヤクルト3勝、オリックス2勝で迎えた第6戦は11月27日、ほっともっとフィールド神戸で行われ、今シリーズ初の延長戦になり、12回表、ヤクルトが代打・川端慎吾のレフト前タイムリーで制した。オリックスは球界最高峰の山本由伸投手を擁しながら、勝ち越し点を奪えず。その結果、圧巻の投球で9回141球の熱投を演じた山本に報いられず、ファンが待ち望んだ最終第7戦に持ち込めず惜しくも敗退した。