大阪商工会議所新会頭にサントリー鳥井信吾氏が内定

大阪商工会議所は12月15日、尾崎裕会頭が退任し、サントリーホールディングス副会長の鳥井信吾氏が新しい会頭に内定したと発表した。鳥井氏は大阪府出身の68歳。昭和58年にサントリーに入社し、現在はサントリーホールディングスの副会長を務めているほか、平成26年から大阪商工会議所副会頭を務めている。
鳥井氏は記者会見で「コロナで傷ついた経済の回復を第一に考えて、若い世代が活力を取り戻せるようにしたい」と抱負を述べた。退任する尾崎会頭は大阪ガスの会長だった平成27年からおよそ6年間会頭を務め、コロナ禍で影響を受けた中小企業への支援や、大阪・関西万博の誘致などに尽力した。この人事は2022年3月末の通常総会で正式に決定する予定。