大阪府 オミクロン株対策強化 宿泊療養施設1万室以上確保へ

大阪府の吉村知事は12月24日、新たな変異ウイルス「オミクロン株」への感染確認が相次ぐ中、症状のない患者や濃厚接触者などを受け入れる宿泊療養施設を1万室以上確保し、対策を強化する考えを示した。1月中旬までにおよそ1,700室増やし、1万200室余りを確保する方針。
このほか、新型コロナ患者用の病床について、目標としていた3,710床を上回る3,715床を確保したとしている。また、米国の製薬大手が開発した新型コロナの飲み薬について、府内の420の薬局の協力で感染者の自宅に届ける態勢が整ったと説明し、「国が承認し次第、速やかに対応したい」と述べた。