三井住友建設 シンガポールの施工企業を買収 海外事業強化

三井住友建設(本社:東京都中央区)は12月23日、シンガポールの土木工事や海上・水上杭工事などを手掛けるAntra Koh Private Limited(アントラ・コー、以下、AKPL)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得価額は8,800万シンガポールドル(約73億円)。大型橋梁分野での事業拡大を目指す海外事業強化の一環。株式譲渡実行日は2022年2月15日の予定。
AKPLは1974年に創業。シンガポール、マレーシアをはじめとした東南アジア地域で機械土木を主力として事業を展開する施工会社。海上・水上の杭打ち工事を手掛けるスペシャリスト。