オミクロン株 大阪府で22年1月中旬に感染者の9割超に

京都大学の西浦博教授らは12月17~27日の大阪府の感染発生状況などのデータを分析し、府のコロナ感染者に占めるオミクロン株の割合が、2022年1月11日ごろに90%を超えるとの試算を示した。これは28日開かれた、新型コロナウイルスの感染状況を分析する専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で明らかにされたもの。アドバイザリーボードの座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長も、「今後オミクロン株への置き換わりが進んでいく可能性が高い」との見解を示した。