大阪府知事 ”第6波の入り口”軽症者はホテル療養に切り替え

大阪府の吉村知事は1月5日、新型コロナ感染の”第6波の入り口”に入ったとの認識を示し、オミクロン株への感染者全員を原則入院させている現在の対応を見直し、軽症や無症状の人などはホテル療養に切り替える方針を示した。継続すれば早晩、病床がひっ迫する可能性が高いとの判断からだ。
これに伴って大阪府は1月中旬までに、府が確保しているホテルをすべて稼働させ、およそ1万室で患者を受け入れられるようにする方針。さらにこれまでオミクロン株に感染した人の濃厚接触者は原則として全員、宿泊療養施設で待機してもらう対応を取っていたが、今後自宅での待機を基本とする運用に切り替え、自宅で定期的に検査を受けられるようにするという。