中国10~12月GDP4.0%に鈍化 コロナ禍で 21年通年は8.1%

中国国家統計局が1月17日発表した2021年10~12月の国内総生産(GDP)は、物価変動を調整した実質で前年同期比4.0%増えた。7~9月の4.9%から減速し、2020年4~6月(3.1%)以来の低さとなった。新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた行動制限が経済活動の足かせとなった。
一方、同時に発表した2021年通年の実質GDPは前年比8.1%拡大した。2011年(9.6%)以来の伸びとなったが、主因は新型コロナウイルスで年初の経済活動が止まった2020年の反動。