厚労省 米ファイザー製コロナ飲み薬 2/10に承認を判断

厚生労働省は2月3日、米ファイザー製の新型コロナウイルスの飲み薬「パキロパックビッド」について、10日に開く専門部会で審議し、承認を判断すると発表した。海外の承認状況などを踏まえると、「特例承認」となる方向。同薬は米国が緊急使用を認めており、欧州でも薬事当局が承認を勧告している。
軽症・中等症向けの飲み薬としては米メルクに次ぐ国内2例目となる見通し。日本政府は同社から200万人分の供給を受けることで合意している。承認後にまず約4万人分が納入される見込み。