ウクライナ避難民230万人超え 国連580億円の支援呼び掛け

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ロシアの侵攻が続くウクライナから周辺国に逃れた避難民は230万人を超えた。3月10日に持たれたロシア、ウクライナ両国外相による初会談でも停戦の見通しが全く立たない中、各地で戦闘は激しさを増しており、避難者はさらに増えることは間違いない。このまま侵攻が続けば、避難民は400万人に達するとの予測もある。
こうした状況を受け、グランディ国連難民高等弁務官は10日、ウクライナや近隣諸国での緊急活動のために約5億ドル(約580億円)が必要と述べ、国際社会に支援を呼び掛けた。
避難先をみると、隣国ポーランドはこれまでに140万人以上を受け入れている。ただ、同国に受け入れ能力にも限界があり、避難民の家族がいる第3国への避難先の確保が模索されている。
このほか、ハンガリーに約21万人、スロバキアに約17万人、ルーマニアに約8万人が逃れている。