国際司法裁判所 ロシアに侵攻停止命令 ロシア孤立

国際司法裁判所(所在地:オランダ・ハーグ、ICJ)は3月16日、ロシアに対し、ウクライナ侵攻の軍事作戦を即時停止するよう命じた。ロシアの武力行使が「国際法に関する非常に深刻な問題を引き起こしており、深く懸念している」と表明。
ロシアは、新ロシア派が支配するウクライナ東部でジェノサイドが起きていることを武力侵攻の理由にしているが、国際司法裁判所はこれを否定するウクライナ側の主張を認めた。実効性は疑問だが、これによりロシアの孤立がさらに深まることは間違いない。