奈良・平城宮の壮麗な「大極門」復元工事終了

奈良時代の都、平城京で重要な儀式を行ったとされる施設に出入りするための大きな門「大極門」の復元工事が終わり3月19日、関係者およそ80人が参加して記念式典が執り行われた。和楽器による演奏のもと厳かな雰囲気の中、祝いの舞が披露された。
大極門は屋根の高さ20mほどもある壮麗な門で、国はこの門を含めた中心施設一帯の復元を進めていて、当時の建築技法を用いて5年前からおよそ51億円かけて工事が行われていた。4月からは門の東側にあった楼閣の工事が始まるという。