ENEOSとトヨタ Woven Cityを起点としたCO2フリー水素を共同で推進   

ENEOSとトヨタ自動車は3月23日、静岡県裾野市でトヨタが建設を進めるWoven City(ウーブン・シティ)で、CO2フリー水素の製造と利用を共同で推進するため、共同開発契約を締結したと発表した。
両社は①ENEOSによるWoven City近隣での水素ステーションの建設・運営②ENEOSが水素ステーションに設置する水電解装置で再生可能エネルギー由来の水素(グリーン水素)を製造し、Woven Cityに供給。トヨタが定置式の燃料電池発電機(以下、FC発電機)をWoven City内に設置し、グリーン水素を使用③Woven Cityおよびその近隣における物流車両のFC化の推進とFCEVを中心とした水素需要の原単位の検証およびその需給管理システムの構築④Woven Cityの敷地内に設置予定の実証拠点における水素供給に関する先端技術研究-などについて検討する。