ダーウィンのノート2冊 22年ぶり英大図書館で見つかる

英BBC放送は4月5日、英ケンブリッジ大学図書館で2000年以降、所在が分からなくなっていた19世紀の英自然科学者、チャールズ・ダーウィンのノート2冊が約22年ぶりに館内で見つかったと報じた。2000年にノートを撮影するために保管庫から取り出した後、未返還となっていることが判明。持ち出した何者かがこっそり返還したとみられるが、経緯は謎という。
ノートには有名な進化論を考察した初期のメモが含まれる。ノートはラップで包まれるなどし、保存状態は良好という。専門家がメモや図に、ダーウィンのものであることを示す複数の種類のインクが使われていたことなどを踏まえ、本物と判断した。