日本 石油備蓄1,500万バレル追加で協調放出へ

岸田首相は4月7日、石油備蓄1,500万バレルを追加で協調放出すると表明した。国際エネルギー機関(IEA)は米国を除く加盟国による計6,000万バレルの追加放出を決めており、日本は4分の1を担う。1,500万バレルは日本の国内需要の7~8日分にあたる。国家備蓄と石油元売り会社に義務付けている民間備蓄から放出する。ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、石油の供給量が減少し、ひっ迫する事態を避け、価格の安定につなげる。