感染者の8割が「BA.2」に 厚労省専門家会議

新型コロナウイルス対策について助言する厚生労働省の専門家組織は4月20日、全国の1週間の感染者数が前週の0.91倍になったとの分析結果を示した。また、オミクロン株の派生型「BA.2」への置き換わりが全国で約8割まで進んだと報告。座長の脇田隆字・国立感染症研究所所長は、5月の大型連休で「リスクの高い接触が増えていけば、感染拡大に向かう」と今後の動向を注視する姿勢を強調した。