米FRB 22年ぶり0.5%利上げ決定 物価高抑制へ  

米国のFRB(連邦準備制度理事会)は5月4日、金融政策を決める会合で、歴史的な物価高を抑制するため政策金利の誘導目標を0.5%引き上げ、年0.75%から1%の範囲にすることを決めた。0.5%の利上げ幅は通常の2倍にあたり、2000年5月以来、22年ぶりの大幅利上げ。このほか、景気を下支えするため購入した米国国債などの保有資産についても、6月から段階的に減らし始めることを決めた。