中国の習主席 常務委で「ゼロコロナ」政策堅持を強調

国営新華社通信によると、中国の習近平国家主席は5月5日、党最高指導部の共産党政治局常務委員会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むために、人々の移動を制限する「ゼロコロナ」政策を維持する方針を確認した。同通信は習氏が会議を主宰し、演説したと伝えている。
世界各国が感染対策と経済活動を両立させる方向へ進む中、ロックダウン(都市封鎖)とエリア一体の一斉PCR検査の実施という厳しい措置を維持し、政治制度の優位性のアピールにつなげることが狙いとみられる。