滋賀・甲賀市で忍術書の原典「間林清陽」の写本発見

滋賀県甲賀市などは6月19日、江戸時代の1748年に書き写されたとみられる忍術書「間林清陽(かんりんせいよう)」の写本が見つかったと発表した。これは忍術書の基になるものとされ、その存在や内容が確認されたのは初めてという。
国際日本文化研究センターの磯田道史教授は「これまで名前だけは知られていた忍術書の存在を初めて確認できた。今後の研究で、当時の忍者のリアルな姿を知るうえで大変意義のある発見だ」としている。