「第7波」国内コロナ感染1週間で倍増の4万7,977人

国内の新型コロナウイルスの感染者が急拡大し、47都道府県すべてで前週比で増加に転じた。7月7日の全国の新規感染者は1週間前の2倍の4万7,977人に達した。各地の知事から「第7波に入った」などの発言が相次ぎ、政府は自治体に対し病床の確保を急ぐよう要請した。
新規感染者増加の要因は、ワクチン接種者などの免疫の働きの低下と、オミクロン株の新系統「BA.5」の拡大が指摘されている。
世界保健機関(WHO)によると、世界の新型コロナの新規感染者は7月3日までの1週間で約460万人に上り、4週連続で増加している。BA.4とBA.5への置き換わりにより、とくに直近2週間で30%近く増加しているとしている。