中国景気 一進一退 7月景況感再び「50」割れに

中国国家統計局が7月31日発表した2022年7月の製造業購買担当景気指数(PMI)は49.0となった。前月より1.2ポイント悪化し、好・不調の境目の50を2カ月ぶり下回った。
6月は上海市のロックダウン(都市封鎖)解除などで4カ月ぶりに50を上回ったが、7月は新規受注、生産とも2カ月ぶりに50を割り込んだ。需要の戻りは鈍く、中国の景気回復は一進一退の様相を呈している。
PMIは製造業3,200社を対象に、新規受注、生産動向、従業員数など項目ごとに調査したもの。