梅毒感染者7,013人と1.7倍 初の年間1万人超の可能性

国立感染症研究所によると、梅毒の感染者数が8月7日までに全国で7,013人と前年同期の1.7倍に急増している。このペースで増えると、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、初めて年間の感染者が1万人を超える可能性が指摘されている。
7月3日までに報告された感染者の性別は男性67%、女性33%となっている。年代別にみると、女性は20代と30代が合わせておよそ75%を占めている。男性は20代が22.4%、30代が25.4%、40代が25.8%、50代が16.4%と、年齢の高い層にも広がっている。