中国・人民元2年ぶり安値 ゼロコロナで景気減速懸念

中国・人民元の下落が続き、9月5日の外国為替市場が一時、1ドル=6.9元台半ばと2020年8月以来の人民元安・ドル高水準を付けた。新型コロナウイルス対策で中国政府の、感染を封じ込める”ゼロコロナ”政策が、景気を停滞させるとの見方が強く、市場で嫌気されている。
人民元は4月中旬、1ドル=6.3元台で推移シていたが、その後、4月下旬から下落基調に転じている。