萩原工業 中国山東省の子会社解散を発表

合成樹脂を手掛ける萩原工業(本社:岡山県倉敷市)は9月12日、中国山東省青島市で運営してきた連結子会社「青島萩原工業有限公司」を解散すると発表した。製造拠点が現地の公共事業の土地収用の対象になったため。7月末をもって操業を停止していた。製造を日本などの工場に移して補えると判断し、同地からの撤退を決めた。現地で雇用していた約70人とは退職条件で合意済みという。
これに伴い、同社は第3四半期連結会計で今回の処理分を特別損失として、事業撤退費3億3,859万5,000円を計上している。