21年度介護費用11兆291億円で最多更新 利用者増

厚生労働省が9月21日発表した2021年度の介護給付費等実態統計によると、介護保険給付や自己負担を含む介護費用は11兆291億円に上り、前年度より2,507億円増加し過去最多を更新した。
介護費用のうち要介護認定を受け介護サービスを利用した人は、前年度から14万700人増え、546万8,700人で最多となった。状態の軽い人が利用する介護予防サービスの利用者は、前年度から4万4,800人増え114万4,300人だった。