日本 パキスタン・シンド州女子学校に16.86億円支援

日本政府は、パキスタンのシンド州農村部の女子前期中等学校拡充計画に16億8,600万円を限度に無償資金協力する。この支援協力により、シンド州の農村部の前期中学校の教室を整備することで、女子を中心とした児童の前期中等教育へのアクセス向上を図る。2月10日、同国の首都イスラマバードで両国政府の間で、この旨の書簡の署名・交換が行われた。
パキスタンでは学齢期(5〜16歳)総人口約5,200万人のうち、女児をを主体に不就学児童は約2,300万人に上り、世界で2番目に多いとされている。とくに全4州のうち2番目に人口が多いシンド州では女子の就学率は30%と低く、その改善が喫緊の課題となっている。

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