センコーGとJR貨物 内航船を共同保有, 24年春竣工

センコーグループホールディングス(本社:東京都江東区)と日本貨物鉄道(本社:東京都渋谷区、以下、JR貨物)は4月12日、総トン数499トン型貨物船を共同で1隻新造し、保有することで造船契約を締結したと発表した。2024年春に竣工する。コンテナや一般雑貨など最大1,600トンの積載に対応する。
船体は長さ70mで、幅12.5m。最大積載量5トンの12フィートコンテナであれば80個運べる見込み。平時はセンコーグループホールディングスの海洋事業者が運航し、地震などの災害によって鉄道網が寸断された際には、JR貨物が代行輸送手段として使う。
全国各地で甚大な自然災害が多くなる中、輸送手段の複線化を進めることで安定した物流網の構築につなげる。

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