全仏車いすテニス 17歳 小田凱人が優勝 四大大会史上最年少

テニスの全仏オープン車いすの部のシングルス決勝戦が6月10日、パリのローランギャロスで行われた。男子は第2シードの17歳、小田凱人(東海理化)が、第1シードのアルフィー・ヒューエット(英国)に6−1、6−4でストレート勝ちし、同種目で四大大会史上最年少で制覇した。この結果、主催者によると大会後の世界ランキングで現在の2位から史上最年少で1位になることが確定した。
女子は第2シードの上地結衣(三井住友銀行)が3年ぶり5度目の優勝を逃し、準優勝に終わった。第1シードのディーデ・デフロート(オランダ)に2−6、0−6で敗れた。上地は、ダブルス決勝ではコタツォ・モンジャニ(南アフリカ)と組み、デフロートとアルゼンチン選手のペアを6−2、6−3で破り、優勝した。

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