処理水2回目の放出終了 トリチウム濃度に異常なし

東京電力は10月23日、10月5日に始まった福島第一原発の処理水の2回目の海洋放出について、予定通り約7,800トンの放出作業を終えたと発表した。東京電力によると、これまでに放出設備などで異常は確認されておらず、原発周辺の海域のトリチウム濃度についても最大で1リットルあたり22ベクレルと、放出停止の判断基準の1リットルあたり700ベクレルを大きく下回っているとしている。
処理水は2024年3月末までに3万1,200トンを4回に分けて放出する計画。東京電力は24日から放出設備の点検作業を行い、問題がなければ今年中に3回目の放出を始める予定。

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