京都府長岡京市で11月12日、戦国時代の武将、明智光秀の娘、細川ガラシャの輿入れ行列を再現した「長岡京ガラシャ祭」が行われた。同祭は440年余前に、現在の長岡京市一帯を治めていた戦国武将、細川忠興のもとに、明智光秀の娘・玉、後にキリスト教に帰依し改名する細川ガラシャが嫁いだことにちなみ、毎年行われているもの。
祭は輿に乗った主人公のガラシャや、夫の忠興はじめ、清少納言や菅原道真など地元ゆかりの人物に扮した人などおよそ1,000人が市内を練り歩いた。同日、長岡京市内はあいにくの小雨模様だったが、沿道には家族連れなど大勢の見物客が行列を写真に収めていた。