和歌山で発見の化石は海の王者の新種”ワカヤマリュウ”

米国のシンシナティ大学の小西卓哉准教授などの研究グループは12月13日、2006年に和歌山県有田川町のおよそ7,200万年前の白亜紀後期の地層から見つかった化石(全長6mの骨格)が海の王者として君臨した大型の爬虫類「モササウルス」の新種と分かり、「ワカヤマリュウ」と名付けられたと発表した。
これまでの詳しい調査の結果、①前脚のひれが大きく発達していること②背骨の形からイルカのような背びれがあった可能性があること③これまで発見されているモササウルスの化石にはない特徴がみられた。これらの点を総合的に考慮し、モササウルスの新種と判断した。

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