沖縄戦から79年「慰霊の日」 戦没者総数24万2,225人に

沖縄県は6月23日、太平洋戦争(1941〜1945年)末期の沖縄戦で犠牲になった人々を悼む「慰霊の日」を迎えた。1945年、79年前のこの日、多数の住民を巻き込んだ地上戦の末、旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる。国籍、軍民を問わず、沖縄戦の戦没者名を刻んだ石碑「平和の礎(いしじ)」には今年、戦艦大和の乗組員181人が追加刻銘され、総数は24万2,225人となった。
沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では沖縄県と同県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が開かれた。追悼式には玉城デニー知事や岸田首相、衆参両院議長、遺族代表らが参列し、御霊に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにした。

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