大阪府 劇症型溶血性レンサ球菌患者すでに56人 昨年上回る

手や足の壊(え)死などを引き起こし、死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の大阪府内の患者数が、今年に入って6月16日までに56人に上り、昨年1年間に確認された55人を上回った。府によると、詳しい感染経路は分からないケースが多いが、手洗いや傷口を清潔に保つなどの感染予防を徹底するよう呼び掛けている。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は主に「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌に感染し、手足の壊死や多臓器不全などが起こる感染症で、30代以上に多いとされている。

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