近畿の24年路線価 2年連続上昇 人流回復で1.8%上がる

国税庁が今年1月1日時点で算定した2024年分の路線価によると、近畿2府4県の平均は前年比1.8%上がり、2年連続で上昇した。府県別の平均では大阪府が3.1%、京都府が2.4%、兵庫県が1.2%、滋賀県が0.2%それぞれ前年を上回った。一方、和歌山県が1%、奈良県が0.2%それぞれ前年を下回った。上昇の背景にはインバウンドの大幅増や、コロナ禍を経て人流が本格的に回復してきたことがある。

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