中国7〜9月期GDP減速 4.6%増 低迷不動産が”重し”

中国国家統計局のまとめによると、2024年7〜9月期の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で前年同期比4.6%増にとどまった。1〜3月期の5.3%、4〜6月期の4.7%から2四半期連続で伸び率が縮小し、景気減速が浮き彫りになった。
小売売上高の伸び率は、GDPの伸び率を下回り続けており、関連産業を含めるとGDPの約4分の1を占めるとされる不動産市場の低迷が”重し”となっている。9月の主要70都市の住宅価格は、市場の実勢が反映されやすい中古が全70都市で値下がりしている。

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