会計検査院 不当な支出21.9億円 コロナ医療交付・補助金 2024年11月12日アジア-社会つなぐfujishima 会計検査院は11月6日、新型コロナウイルスの診療体制を整備する国の交付金や補助金を巡り、医療機関の不当な申請に基づく支出が計21億9,000万円に上ったことを明らかにした。一部の医療機関は虚偽の納品書を提出していた。検査員は国や自治体についても「審査が不十分だった」と指摘している。 検査員が同日公表した2023年度の決算検査報告書で指摘された国による税金の無駄遣いや不適切会計は、前年度比12%増の648億円(345件)。このうち法令違反などにあたる「不当事項」は77億円(294件)だった。