大阪府が行った建築基準法に基づく府立学校の点検結果、老朽化などで改修が必要な項目が2万4,000件に上ったことが分かった。このうち防火シャッターが閉まらないなど緊急に対応が必要なものは3,500余りで、およそ2,000件は学校側が改修などを進めているという。また、床材が剥がれているなどの中程度のものが2,800件余り、階段の滑り止めが取れているなど軽微のものが1万8,000件余りだった。
府によると、府立高校は7割以上が築40年を超えていて、府教育庁は令和4年度から5年度にかけて府立の高校と支援学校合わせて189校を対象に行った調査結果を初めてまとめた。