高額療養費 自己負担上限額上げ5〜15% 低所得者は抑制 2024年12月7日アジア-社会つなぐfujishima 厚生労働省は、医療費が高額になった場合に患者の自己負担を一定額に抑える「高額療養費制度」を巡り、自己負担の上限額の引き上げ幅を5〜15%とする方向で検討に入った。受診控えにつながらないように、低所得者の引き上げ幅は抑制する方針だ。 高額療養費制度は、1カ月あたりの自己負担の上限額を超えた場合、超過額が払い戻される仕組み。現行制度では、医療費が月100万円をかかった場合の自己負担額は、年収370万〜770万円で約8万7,000円、年収1,169万円以上で約25万4,000円となっている。