内閣府がまとめた7〜9月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、年率換算では1.2%増だった。11月時点の速報値(0.2%増、年率換算0.9%増)から上方修正された。
企業の設備投資が速報値の前期比0.2%減から0.1%減に、住宅投資が0.1%減から0.4%増にそれぞれ上方修正された。GDPの半分以上を占める個人消費は、0.9%増から0.7%増に下方修正された。輸出は0.4%増から1.1%増に上方修正。公共投資は0.9%減から1.1%減に下方修正された。