23年刑法犯検挙数7.7%増の26万9,550件 19年ぶり増加

法務省がまとめた今年の「犯罪白書」によると、2023年1年間の刑法犯の検挙件数は前年比7.7%増の26万9,550件で、19年ぶりに増加に転じた。新旗コロナ禍が収束し、犯罪の機会が増えたことなどが影響した。このほか、SNSを通じた「闇バイト」問題に初めて言及し、少年が重大犯罪に加担していると警鐘を鳴らしている。
2023年の検挙件数の内訳をみると、強盗1,232件(前年比16.2%増)、傷害1万7,954件(同13.3%増)、暴行2万4,869件(同6.7%増)となっている。特殊詐欺も前年比8.6%増の7,212件となった。

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