インフルエンザ前週の2倍超 36都道府県で警報レベルに

厚生労働省は12月27日、全国約5,000カ所の定点医療機関から16〜22日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、1医療機関あたり42.66人だったと発表した。前週の19.06人から2.24倍となり、「警報」の基準(30人)一気に超えた。例年より早い時期の流行拡大となっている。
警報レベルになったのは36都道府県を数え、最多は大分県の82.64人。近畿・中国・四国では、愛媛県が52.68人、兵庫県が46.66人。大阪府が45.75人で多かった。
国立感染症研究所によると、現在流行しているウイルスは、2004年に新型として流行したA型の「H1N1」が9割を占めている。

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